5Sチェックシートを持って、現場主導で社内を見回る

実際に採点した5Sチェックリスト(25項目・5段階評価)
難易度ふつう
コスト感ノーコスト
担当全社

困っていたこと

社内で5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)がどこまでできているか、感覚的にしか把握できていませんでした。

「なんとなく綺麗になった」「なんとなく前より良くなった」では、次に何をすればいいのかが分かりません。

やったこと

5Sチェックシートを用意し、それを持って現場主導で社内を見回る活動にしました。管理者が上から評価する形ではなく、現場の人自身が見て回ります。

チェック項目は25個。整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5分類それぞれに5項目ずつあり、1項目ごとに0点(できていない)〜4点(95%以上できている)の5段階で採点します。「基準はあるか」「工具の置き場が一目でわかるか」「決められた服装か」など、感覚ではなく具体的な状態で点数が決まる作りです。

実際に採点した5Sチェックリスト(25項目・5段階評価)
実際に使っている5Sチェックシート。項目ごとに点数を丸で囲んで採点する

見回って気づいたことは、そのまま改善のネタとして拾い上げます。実際、この図鑑に載っている多くの記事は、この見回り活動から出てきたものです。

結果とコツ

「なんとなく」だった状態把握が、点数という共通のものさしで確認する形に変わりました。分類ごとに合計点も出るので、どこが弱いかも一目で分かります。

コツは、チェックする人を管理者に固定しないことだと思います。現場の人が自分で見て回ると、「言われて直す」ではなく「気づいて直す」に変わります。